死ぬかもしれない!?つわりと妊娠悪阻と言う病気② ~何も知らなかった自分~

妊娠・出産

①の記事でなぜ私が“重度妊娠悪阻”について書いているかをお伝えしました。

私の壮絶な経験(重度妊娠悪阻)を多くの方に共有し、そうする事で同じ思いで苦しんでいる人(苦しんだ人)に全力で寄り添いたい。

心からそう思っています。そして今現在もその状況で苦しんでいる方が、少しでも楽になり、安心して出産を迎えられることを願っています。(まだ読まれていない方は、是非そちらから読んでいただけると幸いです)

死ぬかもしれない!?つわりと妊娠悪阻と言う病気①

さて…

今回から本題に入ります。妊娠発覚から”つわり”が始まるのですが、その前に様々な事が起こります。妊娠についてあまり知識の無かった私が戸惑ったことなどを簡単にまとめていきます。“つわり”“重度妊娠悪阻”についてすぐ読みたい方はこちら「死ぬかもしれない!?つわりと妊娠悪阻と言う病気③」をご覧ください。

“高プラクチン血症”からの妊娠発覚

当時、私29歳、旦那36歳。2人とも妊娠を急いでいた訳ではありませんが、「子どもが欲しい」と夫婦で話し合った後、無駄な時間を費やしたくないという私の希望で、自分達が妊娠する事が出来る体なのかを産婦人科で事前に調べてもらうことにしました。

正確に言うと、産婦人科で検査したのは私だけです。旦那は市販の「メンズルーペ」というsy品で確認しました。

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(この商品についてはまた別記事で説明していきたいと思います)

産婦人科での検査の結果、私は”高プラクチン血症”と言う病気であることが分かりました。具体的にはこちらも別の記事で説明しますが、簡単に言えば「体が妊娠していると勘違いしているので妊娠しにくい(かもしれない)」と言う、なんとも恐ろしいものです。

実際、妊娠していないのに母乳が出ていました。大学生の時にも母乳が出ていた事もあり薬を服用していた時期もありました。

ただ、それが“妊娠しにくい”に繋がる事を全く知らなかったので、正直驚きました。

本当に知らない(分からない)ことだらけ…。

私は妊娠希望で産婦人科にかかっていたので、今回も同じお薬を処方していただきました。それから2か月程で妊娠が分かりました。

“切迫流産(絶対安静)”からのつわり

産婦人科で妊娠を確認してもらったのが5週1日。その時点でなんとなくですが「気持ち悪い気がする…」と既に思っていました。常に軽い車酔いをしているような感じ…。(日常生活は普通にできる程度です。)

当時の私は仕事での出張が多く、車での長距離移動や泊まりでの仕事が多かったので、体調のことを考え、配慮していただく為に直属の上司にだけ報告することにしました。

と、このタイミングでまさかの出血。上司とご飯食べている席での出血でした…。

トイレで血を見た瞬間は全身の血の気が引き、急いで帰宅しました。


翌日病院で“切迫流産”と診断され、自宅での“絶対安静”を指示されました。(もちろん仕事は休職です。)

“切迫流産”って何!?私って本当に何も知らないんだな…

思い知らされました。私は“妊娠”というものを本当に何も知らないと。

初めて聞く言葉ばかりで、本当に反省しました。本来であれば、妊娠前に、いろんな事を勉強するべきでした。

産婦人科の先生からは「トイレに行く程度で、それ以外は動かないこと。動きたいなら自己責任で。可能であれば実家などに帰省も考えて」と言われました。なのですぐ近くにある実家へ帰省し、身の回りのお世話を両親にお願いすることにしました。

正直、この時は妊娠が継続できるか不安な気持ちもありましたが…

映画でも見ながらゆっくりしよ~♪

と、のんきな事を考えていました。

仕事は急に休むことになったので、ソファーで横になりながらパソコンで引継ぎ業務を行いました。と、仕事をお休みし始めた初日、あっという間にパソコン画面を見ることができなくなりました。

本格的に”つわり”の始まりです。(6週2日)

”つわり”の始まり

休職1日目で最低限の引継ぎを終えた私はその後、ほぼ動けなくなりました。

これが”つわり”か…(あれ?調べたよりちょっと早い…?まあいっか)

今思えばまだ“つわり”でさえ嬉しい時期だったと思います。この時は“切迫流産”で休職していたので、“つわり”があるということは妊娠継続できてるんだな、と少し安心した気持ちでもいました。

ただ、その日の口にできたものは…

続く…

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